2016年08月16日


ICT機器の各種センサーについて

前回、前々回のNewsにてICT機器のコントロールユニットや温度データ等について説明しましたが、今回は温度データ等を収集するための各種センサーを説明します。

 

現在、当社のICT機器として、温湿度センサー、照度センサー、土壌水分センサー、二酸化炭素センサーの4つのセンサーを設置しています。

これら4つのセンサーをそれぞれ説明します。

  

<温湿度センサー>

 

温湿度センサーは、ボックス下部のスリットから取りこまれた空気の温度、及び湿度を測定します。

この温度・湿度データを元に、ハウスの天窓、側窓の開閉を制御します。

  

<照度センサー>

 

照度センサーは、ボックス正面にレンズが取り付けられており、ここに当たった日光の照度を測定します。

この照度データを元に、ハウスの遮光カーテンの開閉を制御します。

  

<土壌水分センサー>

 

 

土壌水分センサーは、ボックスからケーブルで測定子が引き出されており、この測定子をポットの土に差し込み、土壌水分を測定します。

この土壌水分データを元に、ポットへの給水を制御します。

  

<二酸化炭素センサー>

 

二酸化炭素センサーは、ボックス下部のスリットから取りこまれた空気中の二酸化炭素の濃度を測定します。

現状では二酸化炭素濃度データを元に機器の制御は行っておりませんが、今後二酸化炭素濃度の管理を行っていく場合、機器制御へ利用します。