2016年10月21日


圃場設備のご紹介

季節が変わり、NCXXファームのある花巻市では最低気温が0℃近くまで下がる日も

あります。

今回は、ミニトマトを秋~冬の間もおいしく育てるために必要な加温器と保温設備に

ついてご紹介します。

 

下写真は灯油を燃料とする加温器です。ダクトを通り、あたたかい空気がハウス全体に

広がります。

 

 タビニールハウス暖房

 

 

 

下写真は保温カーテンと空気膜用ファンです。保温カーテンは二重構造になっており、空気膜用ファンが動作すると保温カーテン内部に空気の層ができ、保温効果を高めます。

さらに、屋根面と側窓(外側、内側)も同様に空気膜用のファンがあるため、外気に対して多重の空気層を形成できます。

 

 ビニールハウスカーテン

                                  保温カーテンが開いている状態

 

 

ビニールハウスのカーテン

                                    保温カーテンが閉じている状態

 

 

 

                空気膜用ファン

 

 

    下図は空気膜がすべて形成された際のイメージ図です。

 

 

 

今回ご紹介した設備もICT機器により自動化および遠隔操作が可能です。

引き続き、ICT機器により効率の良い管理をし、品質の良いトマトを皆様に食べて頂ける様

頑張って参ります。